時津風部屋に出稽古し、相撲を取る霧島(上)=福岡県志免町の時津風部屋宿舎

 大相撲の関脇霧島が31日、福岡県志免町の時津風部屋へ出稽古し、同じく訪れた関脇大栄翔や小結正代らと19番取った。15勝4敗と好内容で、3度目の優勝を狙う九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)へ「チャンスはある。毎場所、そういう気持ちで臨むと場所も楽しくなる」と意欲を示した。

 昨年の九州場所覇者。左右の四つや力強い右喉輪からの押しなど、多彩な取り口を見せた。古傷を抱える首も問題なさそうで「怖がって当たると、また痛める。とにかく前へ出る相撲を取っていく」と力を込めた。

 関脇に転落した名古屋場所は8勝止まりで10勝に届かず、1場所での大関復帰を逃したが、先場所で12勝。(共同通信)

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