守備練習する中野拓夢選手=沖縄県宜野座村で2024年2月6日、喜屋武真之介撮影

 30日に大阪市の京セラドーム大阪で開かれた第49回社会人野球日本選手権大会の三菱自動車岡崎(愛知)と東京ガス(東京)の試合を、三菱自動車岡崎OBでプロ野球・阪神の中野拓夢選手(28)が観戦。「社会人でプレーしていた頃を思い出した。チームの勝利を刺激にして、自分も頑張りたい」と話した。

 中野選手の観戦は2年連続で、同じく三菱自動車岡崎OBで阪神の富田蓮投手(23)らとともにバックネット裏で試合を見守った。先発した同期入社の秋山翔投手(28)の好投とチームの勝利を見届け、試合後はロッカールームでかつてのチームメートと旧交を温めた。若手選手には、自身がプレーする機会の多い京セラドーム大阪のグラウンドの特徴などを伝授したという。

 秋季キャンプ参加のため、球場で観戦できるのはこの試合のみ。古巣に向け「投打ともに締まった良いチーム。一つでも多く勝って優勝してほしい」とエールを送った。【野原寛史】

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