J1リーグ首位のサンフレッチェです。
ここまでの強さをサンフレッチェOBのナカジさんこと中島浩司さんとデータで紐解きます!データで紐解くサンフレッチェ。
今回は守備編!まず、サンフレッチェの守備の特徴を聞いてみました。

【サンフレッチェ広島OB・中島浩司さん】
「自陣で引いて守るのではなく、相手陣内でボールを奪いに行きます」

攻撃的な守備をするサンフレッチェ。
その中で見えてきたのは2つの最少記録。
まず、ナカジさんが注目した最少記録は…

【サンフレッチェ広島OB・中島浩司さん】
「被シュート数という相手にシュートを打たれた回数を表しているデータがあるんですが、それがサンフレッチェは一番少ないです。自陣にボールを運ばれにくく、そこで危険なシーンを作っていないということがわかります」

なんとこの「被シュート数」リーグ戦だけでなくルヴァンカップの試合を合わせても、リーグ内で最少を記録しています。
ディフェンダーが後ろへ引かないという特徴が相手にシュートを打たせない「被シュート数」の少なさにつながっているんです。

続いて!もう一つの最少記録を見てみましょう。

【サンフレッチェ広島OB・中島浩司さん】
「もう一つ特徴的なのはクリア数というものがあります。クリア数というのは相手ボールから自分たちのボールになったときにパスでつなぐのではなく、とりあえずその場をしのぐために陣地回復だったりタッチラインにボールを出すようなことをクリア数といいます。この数字もサンフレッチェはJリーグで一番少ないです」

このデータから危ない状況を「そもそも」作っていないことがわかります。
広島のディフェンスラインを支える佐々木選手は守備についてこんなことを話しています。

【佐々木翔 選手】
「相手の良さをつぶすこと、クロスだったりっていうところは相手の出し手のところからしっかりとつぶしにいくこと。チーム全体として自分たちがプレスしてアタックしていけば、相手もやりにくいと思いますので。やはりゴール前にボールを運ばれる回数を減らすことは非常に大事かなと思います」

そして、現在の上位3チームに意外な共通点があるんです。

【サンフレッチェ広島OB・中島浩司さん】
「ここまで上位3チームの特徴なんですが、守備時は相手陣内で激しくプレスをかけてボールを奪ったらすぐにシュートにもっていく。サイドからのクロスも多い。
そしてボール保持率は意外にも少ないっていうのが3チームの特徴です」

このように特徴として似たような戦い方をしている3チームが上位にいる状況。
しかしナカジさんは…

【サンフレッチェ広島OB・中島浩司さん】
「優勝条件、いろいろ数値が出ていますが、サンフレッチェが全勝すれば優勝は決定です。いろんなことを計算して考えるよりも残り試合全試合勝つつもりで新スタジアム元年優勝で飾りましょう!」

<スタジオ>
ここでサンフレッチェのリーグ最短の優勝条件を確認しましょう!

・広島2連勝&神戸2連敗&町田が2試合で勝ち点4以下
・最短で11月10日・日曜日

TSSでは、この優勝に絡んでくる11月3日の京都サンガF.C.戦を生中継でお伝えします!

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