京セラドーム大阪で29日に開幕した第49回社会人野球日本選手権で、開幕試合を前に、前回大会覇者の大阪ガスの高橋佑八主将らが優勝旗「ダイヤモンド旗」を返還した。
今年は予選で敗退し、夏の都市対抗に続いて2大大会の出場を逃した。
高橋主将は「やはり(本大会に)出ないと面白くない。勝つのが使命で、この舞台に立たなくてはいけないと改めて思った。体力的にも精神的にもチームを一から作る」と表情を引き締めた。
清水聖也副主将は「ただ返還するために来て、複雑な気持ち。会社がすぐ近くにあり、応援を楽しみにしていた上司や同僚の期待を裏切ってしまった。来年は必ず帰ってくる」と強調した。
大宮隆寛投手は「連覇したかった。今季は大事な試合で勝ち切れず、責任を感じている。自分も含めて投手陣の力を底上げする」と誓った。【黒詰拓也】
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