高校野球の秋季近畿大会は27日、ほっともっとフィールド神戸で準々決勝があり、4強が出そろった。
智弁和歌山(和歌山1位)は滋賀学園(滋賀1位)に7―2で快勝し、市和歌山(和歌山3位)は立命館宇治(京都1位)に10―0で六回コールド勝ち。東洋大姫路(兵庫1位)は大阪学院大高(大阪3位)を4―0で降した。
11月2日の準決勝は、天理(奈良1位)―東洋大姫路、市和歌山―智弁和歌山が対戦する。
秋季大会の結果は来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。近畿地区の一般選考枠は6。【長宗拓弥】
智弁和歌山・中谷仁監督
入りの苦しい失点の中で、先発の渡辺(颯人)がしっかり投げてくれた。最初は地に足がつかないふわふわとした守備で、渡辺にも負担がかかったが、守りが安定してくると投手のリズムも出てきて、良い投球ができるんだと再認識した。
<1年生中心に打線がつながった>
まだまだ、一戦一戦、いろんな経験を積んで結果につながればいいなと。発展途上のチームだと思う。目の前の一戦に全力を尽くすだけ。しっかり次の試合に備えたいです。
智弁和歌山・渡辺颯人投手
<2失点で完投>
カーブが良かった。タイミングをずらすことができ、相手も迷いながら打っていたかなと思う。昨日からの連投となったが、結構得意なので変わらず投げることができました。この勝利は3年生の力が大きい。引退してからも、練習に夜遅くまで毎日付き合ってくれた。3年生に感謝を伝えたいです。
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