日本時間の10月26日、メジャー最高峰の舞台「ワールドシリーズ」が開幕します。注目はやはりドジャースの大谷翔平選手です。大谷選手が全国の小学校に贈った“大谷グローブ”は宮城県内の学校にも去年末から今年初めに届きましたが、今、どう活用されているのでしょうか。

記者リポート
「青葉区の上杉山通小学校です。職員室に入ってすぐの場所に大谷選手から贈られたグローブが保管されています」

去年から今年にかけて大谷選手から全国の小学校、約2万校に贈られたグローブ。「野球しようぜ!」のメッセージとともに、左利き用が1つ、右利き用が2つずつ贈られました。

今年1月に届いた大谷グローブ。大スターからの贈り物に子供たちも大興奮しました。あれから9カ月…

「失礼します。運動委員会です。野球セット取りに来ました」
休み時間の子供たちがグローブを取りに職員室にやってきました。校庭に持っていくと、他の子供たちも大集合!3つしかない大谷グローブは取り合いになります。9カ月前と変わらず大人気のようです。

仙台市立上杉山通小学校の児童
「大谷さんからもらったグローブで、すごくかっこいいと思う。大谷さんがくれたような、愛が伝わってきますね」

みんなで仲良く代わりばんこに使います。目指せ大谷選手!コントロールを磨きます。

仙台市立上杉山通小学校の児童
「すごく持ちやすくて使いやすい。ボールを投げたりする機会が増えました」
「グローブが来て野球ができる環境ができたから、中学校ではサッカーをしたいけど野球部もやってみようかなと思っているくらい」
(Q.大谷選手の活躍テレビで見てますか?)
「見てます!かっけえなあ。俺もこんなふうになりてえなあって」

一方、こちらは気仙沼市。大谷選手と同じ漢字の大谷(おおや)小学校です。10月24日に学校を訪ねたところ、大谷グローブは昇降口にありました。

気仙沼市立大谷小学校 小野寺龍哉校長
「届いた時には大谷選手からのグローブということでこぞって使っていたが、時間が経つにつれ使う頻度が減っていって、今はなかなか外でキャッチボールをする姿が見られなくなってきた」

今はサッカーやドッジボールに夢中なんだとか。それでも、大谷選手を応援する思いは変わりません。

気仙沼市立大谷小学校 小野寺龍哉校長
「ワールドシリーズでも、もっともっと活躍して、最終的にチャンピオンになることになれば、新しい歴史を刻んでくれるということで、我々も子供たちも精一杯応援していきたい」

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