岩手県内で唯一体育科がある盛岡南高校で、最後となる伝統の実技発表会が10月23日に開かれ、生徒たちが一糸乱れぬ行進を披露しました。
2025年春に統合される不来方高校の生徒たちも見守りました。
実技発表会は38回目を迎えますが2025年4月の統合に伴い今回が最後となります。
例年は進路選択の参考にしてもらおうと地元の中学生を招いていましたが、今回は体育を学ぶ学系がある不来方と花巻南の1・2年生約160人が見守りました。
発表会では体育科の全生徒約100人が力強い体操や統率の取れた動きで行進する集団行動を披露しました。
このうち女子の集団行動は今回が初めてで特に注目を浴びていました。
盛岡南はこの夏のインターハイに9つの部活動が出場するなど岩手の高校スポーツを牽引する存在です。
2025年春には同じく多くの部活が全国レベルの不来方と統合して「南昌みらい高校」に生まれ変わります。
不来方の生徒
「迫力もすごかったし声も出ていて動きもメリハリがあってとても素晴らしかった」「同じ体育学系として高め合って仲良く一緒に頑張りたい」
2025年4月に誕生する南昌みらい高校では普通科にスポーツ科学の学系が設置されることになっています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。