悲願のワールドシリーズ進出が決まった大谷翔平選手。
スタジアムでチームメートと歓喜を分かち合ったあと、アメリカのスポーツ専門局に出演しました。

大谷翔平選手(30):
きょうはきょうで、もう皆でお祝いして、あしたからまた切り替えて、もう本当に最高のゲームだったと思います。

そして、通訳が終わった途端、「ショウヘイ、コンニチハ!」と日本語で話しかけてきたのは、「Aロッド」の愛称で知られるメジャーリーグのレジェンド、アレックス・ロドリゲス氏。
ほかにもテーブルに並んだのは、ホームラン通算541本のデービッド・オルティス氏に「ミスター・ヤンキース」のデレク・ジーター氏。
スーパースターが大谷選手を囲みます。

Aロッドは、こんな質問を…。

アレックス・ロドリゲス氏:
ヤンキースとの対戦のワクワク度は?天下の“ツー・ベスト・プレイヤー”つまり“オオタニ VS ジャッジ”“MVP VS MVP”を世界中が見ることになる。

大谷翔平選手:
(ヤンキースは)本当に強いチームだと思います。すばらしいチームだと思うので、ジャッジ選手ももちろんすばらしいですけど、他の選手たちもやっぱりすばらしい選手が多いので、全員で向かっていかないと勝てないんじゃないかなと思いますし、本当に全員で頑張りたいと思います。

ヤンキースで5回世界一に輝いているジーター氏は…。

ジーター氏:
ワールドシリーズ進出がドジャースとの契約理由ですよね?10月に初めて野球ができる楽しさは?

大谷翔平選手:
シーズンもシーズンで、やっぱりキツい試合も多かったですし、ただその162試合ファンの人たちと頑張ってきた。最後の最後でこういう短期決戦ができるというのは、本当に自分にとってすごく特別な瞬間だなと毎試合思っています。

そして、メジャー史上屈指のDHといわれたオルティス氏はこんな質問を…。

オルティス氏:
DHの難しさを教えてくれるかい?ナ・リーグのMVP候補として。

大谷翔平選手:
試合状況が読みづらかったりとか、逆に(自分が投手で)投げてるときは試合状況は自分で作っているのでわかりやすいんですけど、DHっていうのはやっぱり、そういうところが一番難しいかなと思う。

そしてインタビュー後、オルティス氏から大谷選手へスラングで「MY DAWG」=「俺のダチ」と書かれたTシャツが贈られました。

オルティス氏:
オオタニ!“スゴイやつ”だけがこのTシャツを着られるんだ!“MY DAWG”これを君にあげよう!君は最高だ!

ワールドシリーズ開幕まであと4日。
その第1戦、ヤンキースの先発投手はエース右腕のゲリット・コール投手に決定しました。

大谷選手とコール投手の対戦成績は20打数4安打。

エンゼルス時代の2022年の対戦では、打った瞬間にホームランと分かる確信歩きの一打。日本人初の2年連続30ホームランというメモリアルな1本でした。

日本時間26日に開幕するヤンキースとの頂上決戦。
第1戦と第2戦はドジャースの本拠地で行われます。

ワールドシリーズ ドジャースVSヤンキース
フジテレビ系列で全試合生中継
10月26日(土)開幕!朝8時30分~

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