10日、バレーボールの大同生命SVリーグ開幕前に記者会見する大阪Bのティリ監督=東京体育館

 日本バレーボール協会は21日、東京都内で理事会を開き、次の男子日本代表監督を正式に一本化した。詰めの交渉を行い、11月中の発表を目指す。協会は具体名を公表していないが、関係者によると、男子のフランス代表を率いて2021年東京五輪で金メダルを獲得したロラン・ティリ氏に絞った。ティリ氏は現在、大同生命SVリーグの大阪Bを率いる。

 理事会後、オンラインで記者会見した日本協会の川合俊一会長は「パリ五輪であと一歩のところで4強、メダルを逃した。それ以上の成績を収めていただける方が第一」と選考理由を挙げた。川合会長は女子の代表監督については「調整事項がまだあるので見送った」と述べるにとどめた。(共同)

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