【大阪学院大高-北稜】初戦を突破して笑顔を見せる大阪学院大高の辻盛英一監督=ほっともっとフィールド神戸で2024年10月21日午後3時22分、長宗拓弥撮影

 高校野球の秋季近畿大会は21日、ほっともっとフィールド神戸で1回戦があり、26年ぶり出場の大阪学院大高(大阪3位)は初出場の北稜(京都3位)に1―0で競り勝って8強入り。今年の春季近畿地区大会大阪府予選では大阪桐蔭、履正社を破って初優勝して注目を集めた。保険代理店の経営者でもある辻盛英一監督の主なコメントは以下の通り。

大阪学院大高・辻盛英一監督

 <相手左腕の緩い球に苦しむ展開だった>

 三回くらいからゴロを打って、たたこうと指示を出した。それでもフライを上げまくったので攻略する方法がないなと。引きつけるとインコースの直球の制球が良いので、詰まってしまう。これは無理だなとお手上げ状態でした。

 <5番の一柳颯馬選手が八回に決勝適時打>

 打つとは思わなかったです。4番がアウトになった段階で終わったと思いました。大したもんです。

 <苦しい中でも勝てた>

 すごい良かったです。大阪の3位決定戦でしんどいゲームを勝った。先発の下條晃大が前のチームから投げていて、しんどい試合を経験しているので粘り強い。良い経験になった。

 <1年生に主力が多いチーム。ここまで勝ち上がれると思ったか>

 0%です。想像よりもはるかに短期間で成長してくれた。1年生に良い選手が多いのはわかっていたが、この秋は大阪の2、3回戦で敗退するかなと思っていた。センバツへの意識はそれほど強くなく、大阪府大会準決勝で大阪桐蔭に負けているので、勝ち上がって近畿大会でリベンジしようという気持ちです。

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