10月19日号砲、「東葛駅伝」の生中継で解説を担当するユーチューバー「たむじょー」さん=JCOM提供

 千葉県松戸市から野田市のコースで開催される「東葛飾地方中学校駅伝競走大会」(県教育庁東葛飾教育事務所・毎日新聞社など主催)が19日午前9時半、スタートする。「東葛駅伝」と親しまれ、76回目となる歴史ある駅伝大会で、今回初めてケーブルテレビ「ジェイコム千葉」(本社・浦安市)が、全コースを生中継する。解説はランニング系ユーチューバー「たむじょー」さんが担当する。

毎日新聞デジタルでは、レース開催中に動画とテキストで実況を行います
ライブ配信  テキスト実況

 東葛駅伝は松戸、野田、柏、流山、我孫子、鎌ケ谷市の6市からなるエリア内の公立・私立の中学校の大会で、戦後すぐの1948(昭和23)年に始まった。中学生の駅伝では珍しい公道を走るレースで、白バイが先導する本格的な大会だ。全コース10区間を31.9キロを男女混合で、タスキをつなぐ。今年は過去最多の75チームが参加を予定している。

 解説の「たむじょー」さんは、中学時代に東葛駅伝、帝京大で箱根駅伝に出場したアスリート。「箱根駅伝217.1kmを2人で挑戦!」や、陸上女子パリ五輪代表の田中希実選手の「五輪前ケニア合宿に密着!高強度練習以外の生活とは?」など、陸上をテーマに動画を配信している。体当たりで実況する動画は、陸上競技に熱中している中高生に高い人気を集めている。大会を前に「たむじょー」さんは「東葛駅伝の解説をできるなんて思っていなかったので大変うれしいです。千葉県を代表する駅伝。僕も参加して学校の団結が深まり、大会を走ったことで駅伝が大好きになった。ここから将来輝く選手が出てくると思います。出場する皆さんの走りを楽しみに、めちゃめちゃ応援します」と抱負を語っている。

 レースは19日午前9時半、松戸市民劇場をスタート、野田市総合公園陸上競技場のゴールを目指して各チーム10人の選手が力走する。ジェイコム千葉の生中継は「J:COMチャンネル(地上デジタル11ch)」で19日午前9時15分~午後0時半に放送予定。同時にJ:COM公式ユーチューブチャンネル、毎日デジタル特設ページ、J:COMのアプリでも配信する。【デジタル編成グループ】

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