10月アメリカで開催される19歳以下のボクシングの世界大会。
日本代表として出場する日章学園の四元志桜里選手は、持ち前のパンチ力で大舞台に挑みます。

(日章学園・四元志桜里選手)
「監督やコーチが一生懸命サポートしてくれるのですごくいい世界大会になりそうだなと思います」

日章学園高校2年の四元志桜里選手。10月26日からアメリカで開催される19歳以下のボクシング世界大会、女子54キログラム級に出場します。

(四元志桜里選手)
「ワクワクしてます」

四元選手は、今年の全国高校選抜とインターハイで優勝するなどその実績が評価され、日本代表に選ばれました。

四元選手の強さについて指導する長嶺秀昭監督は・・。
(長嶺秀昭監督)
「体幹が強くてパンチ力もあって顔を打たれても、ものおじしないので打ち合いを得意とするスタイルなのでそこが強み」

鹿児島県出身の四元選手は、小学生時代空手で5度の日本一に輝き、4年生のときには世界大会で優勝するなどポテンシャルの高さは折り紙つきです。

中学からボクシングに転向した四元選手。全国の強豪日章学園で男子選手と同じハードな練習に取り組んできたことで、パンチ力がつき精神面でも成長しました。

(日章学園・四元志桜里選手)
「ハイガードで相手に近づいてインファイトで相手を攻める戦い方が得意です。相手に(パンチを)当てた時の感覚がすごく気持ちいいので最高です」

打ち合いを得意とする四元選手に試合に臨む心構えを聞くと・・・。
(日章学園・四元志桜里選手)
「(パンチを)当てられてもやらないといけないので強い気持ちで戦います」

長嶺監督は「四元選手には女子にはないパワーがある」と、世界大会での活躍に期待を寄せます。

(長嶺秀昭監督)
「四元選手の良いところパワーだったり気持ちの部分を大いに出して世界の強豪を撃破して金メダルを取ってほしいと思います」

(日章学園・四元志桜里選手)
「(海外の選手は)スピードなどが日本人選手と全然違うと思うので、相手に負けないようにしっかり勝ちにいきます」

日本代表として大舞台に挑む四元選手、見据えるのは世界の頂点です。
「世界一めざして頑張るぞ!」

四元選手が出場するボクシング世界大会は10月26日からアメリカのコロラドで開催されます。四元選手の活躍に期待したいと思います。

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