“学生三大駅伝”の開幕戦となる出雲駅伝は、激しいデッドヒートが繰り広げられ、國學院大学が5年ぶり2回目の優勝を果たしました。
快晴の出雲大社をスタートし、学生三大駅伝の幕開けを告げた出雲駅伝。
箱根駅伝と比べ距離が短い出雲駅伝は、順位が激しく入れ替わり、スピード駅伝として知られています。
スタートの1区は団子状態となる中、残り1kmの地点で優勝候補筆頭の青山学院が飛び出します。
箱根を制した青山学院がトップで2区にたすきをつなぎます。
しかし、2区でレースが動きます。1区を10位で通過した創価が一気に2位へと順位を上げ、青山学院を捉えます。
4年生の吉田響選手が、なんと驚異の9人抜き。創価がトップに立ちます。
このまま優勝すれば初制覇となる創価でしたが、3区で2位集団につかまると、ここから青山学院と史上4校目の3連覇がかかる駒澤大学のデッドヒートが始まります。
3区で青山学院が再びリードを奪うと、続く4区では駒澤が意地を見せトップを奪います。
しかし5区で、またも順位に変動が。
3位につけていた國學院は3年生の上原選手の区間賞の走りで追い上げ、一気に逆転。
各区間でトップが入れ替わる大混戦のレースは、アンカー決戦にもつれます。
迎えた最終6区。國學院のエースでキャプテンの平林選手が追いすがる駒澤を振り切り、國學院が5年ぶり2回目の優勝。
学生駅伝3冠へ最初の勝利を手にしました。
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