11日から4日間の日程で始まりましたマイナビ ツール・ド・九州2024。
初日の様子はどうだっだのでしょうか?郡司さん?
日中澄んだ青空とのコントラストもよかったのですが、ライトアップされた漆喰の白も秋の夜空にとても映えますね。こちらは北九州市の小倉城です。熊本城とのつながりや共通点もいくつかあって細川忠興公が熊本に来る前に居城としていたという点や、消失してしまった天守閣を昭和30年代に復元したという点、さらには今では武将隊が観光客を出迎えてくれるという点などなどです。
さて去年に続いての開催となったツール・ド・九州2024。11日、ここ小倉城を
舞台に始まりました。
「カウントダウンが終わって、いまスタートしました。マイナビ ツール・ド・九州
小倉城クリテリウム」
クリテリウムは周回コースで行われ、〈顔見せ〉のような意味合いを持つもので、
ポイント獲得レースではありません。
しかし、選手たちにとってはファンやスポンサーにアピールできる絶好の機会。
各チームで入念に作戦を練るなど真剣そのものです。
レース序盤は前回大会優勝の水色ジャージ、アスタナ・カザクスタン・チームや
白色ジャージ、トタルエナジーの選手らが引っ張ります。
【堂前 泉紀記者リポート】
「選手たちが駆け抜けると、音、そして風圧共にものすごいものがあります。大迫力のレースが目の前で繰り広げられています」
そしてレース中盤、3人の選手が抜け出します。
ピンクのジャージ、EFエデュケーション・イージーポストのルーカス・ネルーカー選手、トタルエナジーのジョルダン・ジュガット選手、アスタナ・カザクスタン チームのアントン・チャーム選手。
抜きつ抜かれつ三つどもえの大熱戦。
20周通過時点で3人の時間差はほとんどない中、4位との差は45秒と、優勝争いはこの3人に絞られます。
そして、ラスト1周。
【最終コーナー 実況】
初日の小倉城クリテリウムは、EFエデュケーション・イージーポストのルーカス・ネルーカー選手が制しました。
【ルーカス・ネルーカー選手】
「初来日で優勝できて、うれしい」「素晴らしい城もある中、25周走り抜くことができて良かった」
【観客】
「すごいスピードと迫力で元気をもらった」「間近で見るレースは大迫力で去年より観客の数もすごく多くなっていて、盛り上がっているなと感じた」
すでに選手たちは12日ステージレースが行われる大分に向けて移動しました。
そして13日はいよいよ熊本阿蘇を舞台にレースが行われます。
ことしの熊本阿蘇ステージは南小国町の瀬の本レストハウスをスタートし、やまなみハイウェイを抜けて阿蘇市一の宮町へ。
その後、阿蘇神社や南阿蘇鉄道周辺、水源地帯を走り、ゴール地点の南阿蘇村役場を目指すおよそ108キロのコースです。
世界レベルの選手たちが熊本を走るまたとない機会ですし、日本の選手たちがどう挑むのかも注目です。ぜひ会場で、配信で応援していただけたらと思います。
また3連休の中日でもあります。コースとなる市町村にお住まいの方、また阿蘇方面へお出かけ予定の方は交通規制にもご注意ください。
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