田中史朗

ラグビーの元日本代表でワールドカップ(W杯)3大会に出場した39歳のSH田中史朗(東葛)が24日、東京都内で記者会見し、今季限りで現役を引退すると表明した。「この小さな体でここまでプレーできたこと、新しい日本の歴史を築けたことは誇り。最高に幸せな時間だった」と言葉を詰まらせた。

身長166センチの田中は京都府出身で、京都・伏見工高(現京都工学院高)、京産大を経て三洋電機(現埼玉)入り。2013年には日本選手で初めて南半球最高のスーパーラグビーでプレーした。

日本代表は75キャップ。W杯は2度目の出場となった15年イングランド大会で南アフリカから金星を挙げるなど歴史的3勝に貢献。初のベスト8入りを果たした19年日本大会でも活躍した。

2011年9月10日、ラグビーW杯ニュージーランド大会のフランス-日本戦でプレーする田中史朗

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