「青赤のピッチサイドから」の中で新たな写真企画「Match PHOTO」を始めます。FC東京の試合で撮影した印象的な写真を1枚セレクト。シャッターを押した理由などピッチレベルで感じたことを紹介します。
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写真は5日のJ1鳥栖戦、ボールをキープするFC東京の長友佑都選手。
両チームの出場選手で最年長ながら、10キロ以上を走り切り、けが人が多い青赤のディフェンスラインを支えている。
ワールドカップ(W杯)は2010年の南アフリカ大会から4大会連続出場。日本代表で前人未到の5大会出場を目指す。「もう、行くと決めている」と言い切る男は、最新の日本代表メンバーにも当然のように名を連ねる。
現在、38歳。昔のように何度もサイドを駆け上がり、クロスを上げるプレーからスタイルを変えている。サイドバックながら、試合のスピードをコントロールしたり、必要とあればピッチの中央にも顔を出したりする。ベテランならではの経験と世界で戦ってきたセンスが光る。
相手選手を背負う長友選手の太ももを見てほしい。衰えを知らないバキバキの筋肉だ。W杯に行くと断言できる理由のひとつを垣間見た。【藤井達也】
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