Jリーグは終盤戦を迎え、熾烈な残留・昇格争いが続いています。エスパルスは次節勝利で自動昇格の可能性がある一方で、ジュビロは残り6試合で残留圏内まで勝ち点差6となっています。
エスパルス 因縁の水戸戦は引分け
シーズン終盤を迎え残留・昇格争いが激しくなる中、エスパルスはこの試合でのJ1復帰とはなりませんでした。
J1復帰に王手をかけた首位・エスパルス。
2023年、自動昇格を逃した因縁の水戸戦に臨みます。
前半は試合のペースを握るものの、わずかな隙を突かれ2点のビハインドを背負います。
それでも後半、この嫌な流れを断ち切ったのは途中出場の選手たちでした。
開始直後、ゴール前でタンキのラストパスに北川。
得意のボールキープからエースの今シーズン11点目をアシストすれば…
後半37分にはこちらも途中出場の矢島が起死回生の同点弾。
スーパーサブが秋葉監督の起用に答え、勝ち点1を得たエスパルス。
3位・長崎が勝利したためこの日の昇格は逃しましたが、次節、ホームで勝てばJ1復帰が決まります。
矢島慎也 選手:
コースを狙ってはいたが気持ちで振り抜いた。サポーターと共にJ1に向かえればと思っている。しっかりホームで勝ちたい
ジュビロ 連敗で残留に正念場
J1・ジュビロ磐田は首位・広島の強力3トップに対し、今シーズン初めてスタートから3バックを採用。
この日も先制こそ許したものの、球際で引けをとらずに反撃のチャンスを伺うと、迎えた後半7分でした。
セットプレーから最後は松原が押し込み同点に追いつきます。
その後のピンチも守護神・川島がビッグセーブでチームを鼓舞しますが、後半33分に勝ち越しを許し、連敗を喫したジュビロ。
「戦いはまだ終わっていない」。
試合後、横内監督がサポーターに対し爆発させたその思いを選手たちが表現できるのも残り6試合です。
横内昭展 監督:
スタジアム全体から熱い応援をしていただき感謝しかないんですが、その思いに答えられず本当に申し訳なく思っています。ただこれを僕らはエネルギーに変えてまだチャンスが残っている限り次のゲームにつなげたい
MYFCは昇格プレーオフに向け手痛いドロー
昇格プレーオフ進出を目指す藤枝MYFCはいわきと対戦。
勝ち点3を手繰り寄せるべく前半16分、エース矢村のスーパーボレー。
得点ランク3位となる今シーズン15点目で幸先よく先制します。
しかし、終了間際にセットプレーから得点を許し手痛いドローです。
最後はJ3。
連勝を目指すアスルクラロは前半から津久井がゴールに迫りますが、37分、八戸のセットプレーに沈み3試合ぶりの黒星です。
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