大相撲の秋巡業は2日、相模原市で行われ、大関豊昇龍が朝稽古の申し合いで小結平戸海らに8戦全勝と貫禄を示した。千秋楽に辛くも勝ち越した秋場所からの巻き返しへ「いい感じ。がんがん稽古を積んでいきたい」と意欲をにじませた。  錦木、小結大栄翔と3番ずつ取った後、伸び盛りの平戸海を指名して2連勝。激しい相撲で圧倒し「体の状態は悪くない」と充実の表情だ。5月から7キロ増やした体重は秋場所後も維持しており「今の体重に慣れられればいい。もう少しかな」と自信を口にする。  1学年下の大の里が大関に昇進し、九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)は琴桜との3大関となる。


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