1月の大相撲初場所後に大関に昇進した琴桜の昇進披露宴が29日、東京都内で開かれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、森喜朗元首相ら約1100人が参加した。琴桜は「うれしいが、ここで終わりではない。変わらずに優勝を目指してやっていくだけ」と決意を新たにした。  大関2場所目の夏場所からは、祖父で横綱だった先代師匠のしこ名を継承した。父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「琴桜を横綱に育てることが皆さま方への恩返しであり、先代師匠への供養だと思っている」と表情を引き締めた。  琴桜は3大関で迎える九州場所へ「結果につながるようにやっていきたい」と語った。


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