3年連続で地区優勝を決めたロサンゼルス・ドジャース。
大谷翔平選手(30)はメジャー7年目にして初めて、シャンパンファイトを体験しました。

ドジャースが地区優勝をかけた大一番に、1番指名打者で先発出場した大谷選手。

試合は6回を終えて2点を追う苦しい展開でしたが、7回、味方の2ランホームランで同点に追いつくと、なおも1アウト1塁2塁のチャンスで大谷選手がバッターボックスへ。

試合を決めるライト前タイムリーヒットを放ち、大きくほえると、チームメートに「続け!」と言わんばかりにあおりました。

すると、ベッツ選手も続けてタイムリーヒットを放ち、大谷選手も生還。
5-2と相手を突き放しました。

8回には、パドレスの松井裕樹投手との日本人対決で2ベースヒット。

MLB史上23年ぶりとなるシーズン400塁打も達成しました。

チームの勝利が確実となるとロッカールームにはシャンパンが用意され、準備が着々と進められました。

決勝タイムリーを含む5打数3安打でチームを優勝に導いた大谷選手。

グラウンドで記念撮影後、ロッカールームへ向かいました。

次々とシャンパンを手にする選手たち。

大谷選手は最初、目を保護するためのゴーグルを手にしていましたが、投げ捨ててしまいました。

そして、「みんな団結して、もう11試合勝つぞ!」というロバーツ監督のかけ声でシャンパンファイトがスタートしました。

喜びを爆発させる選手たち。
大谷翔平選手にとって、初めてのシャンパンファイトです。

開始早々に泡まみれになった大谷選手は、チームメートから集中攻撃を受ける場面もありました。

かけにきたシャンパンを奪ってかけ返すシーンもあり、お互いにかけ合う姿も見られ、終始笑顔でした。

大谷翔平選手:
(シャンパンファイトは)ずっとやりたいと思っていた。本当にきょうできてよかったです、幸せです。きょう、本当に全員いい仕事をして、いいゲームだったと思うので、まだ残りありますけど、ポストシーズンに向けてまだまだ頑張っていきたいなと思います。ゲーム差も少なかったですし、一試合一試合僅差のいいゲームだった。

そして、プレーオフに向けて「まだ試合はあるので、気緩めることないよう最後まで駆け抜けてその先また見据えながら頑張りたい」と意気込みを語りました。

チームの優勝に大きく貢献した大谷選手について、監督は「今夜の観客5万人は、ショウヘイ・オオタニを見るために来たんだ!毎晩毎晩、何か特別なことをしてくれた!本当に素晴らしい選手で、地球規模でこんな選手は見たことがない。毎晩期待に応えてくれたね!」と絶賛しました。

チームメートの山本由伸投手たちと記念撮影をしてから大谷選手が向かったのはグラウンド。
待っていたのは愛犬デコピンと真美子夫人です。

シャンパンでびしょぬれの大谷選手に抱き上げられるデコピン。
そして、真美子夫人とデコピンと一緒に記念撮影をしました。

悲願のワールドシリーズ制覇に向けた長いポストシーズン。
まだまだヒリヒリする戦いが続きます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。