バスケットボールB3リーグが9月27日に開幕します。香川を拠点にする香川ファイブアローズは、リーグ優勝、その先のB2復帰を目指しチームを作り変えました。ポイントは実力派の兄弟です。

(長尾龍希アナウンサー)
「ファイブアローズは2023-24シーズン、平均失点がリーグ最小の堅いディフェンスを作り上げました。2024-25シーズンは得点面でも強化を図っています」

2023-24シーズン、リーグ戦は18チーム中2位に付けたファイブアローズ。プレーオフに進出するも準決勝で敗れ、B2復帰を逃しました。

2024-25シーズンは課題だった得点力強化を目指して13人中11人のメンバーを刷新。中でも注目は、新加入の高橋育実(26)、克実(24)兄弟です。兄の育実選手は2023-24シーズンB3で平均15.6得点を記録し、日本人得点王となりました。

(香川ファイブアローズ 13 SG 高橋育実選手)
「力強いドライブからのフィニッシュや、時折見せる3ポイントシュートなど、どこからでも点を取れる得点のバリエーションの多さを見てほしい」

2歳年下の克実選手はシ2023-24ーズンB2で平均12.3得点を記録し、日本人得点ランキング2位となりました。高い得点力に加えて司令塔としても活躍を誓います。

(香川ファイブアローズ  4 PG 高橋克実選手)
「ボールプッシュからの3ポイントや状況を判断して味方を生かせるアシストなどをしていきたい」

(香川ファイブアローズ 藪内幸樹ヘッドコーチ)
「得点を取れる可能性のある選手が増えた。今やらないといけないのは、今シーズン戦う自分たちのコンセプトを理解すること。理解した中で必ずどんなこともやろうとする姿勢を見せること。これが今の時期一番大事」

兄弟の活躍に期待が高まるファイブアローズ。27日の開幕戦はアウェーで東京八王子と、ホーム開幕戦は10月5日、埼玉と戦います。

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