将来の横綱候補とも呼ばれる大物若手力士に不祥事。
23歳の幕内・大の里が、日本相撲協会から厳重注意を受けた。
理由は、未成年の力士と酒を飲んだこと。
期待の星の軽率な行動に、相撲記者も驚きを隠せない。
相撲ジャーナリスト・横野レイコ氏「次は三役(昇進)確実と言われていて、精力的に稽古していた。取材記者も驚いたのが本音」
大学で2年連続アマチュア横綱となった大の里は、鳴り物入りで、元横綱・稀勢の里が親方を務める二所ノ関部屋に入門。
スピード出世でまげが結えないまま、2024年1月の初場所で新入幕を果たすと、3月の春場所まで2場所連続11勝。
優勝争いにも加わった。
そんな中、未成年の力士との飲酒が発覚したのだ。
日本相撲協会によると、二所ノ関親方から、大の里が2023年9月、同じ部屋に所属する未成年の力士と一緒に飲酒したと報告があったという。
2023年9月の飲酒が、このタイミングで発表された背景には...。
相撲ジャーナリスト・横野レイコ氏「(大の里は)どうやら今月16日に協会に呼ばれて注意を受けた。本来それで終わっていても不思議はない。どこからか漏れては後手後手になることを協会も恐れたのかもしれない」
2023年7月の会見では、「誰からも愛され、小さい子に憧れを持たれる力士になりたい」と話していた大の里。
相撲ジャーナリスト・横野レイコ氏「(大の里)つい先日まで、大学生だった。“関取としての自覚”はちょっと欠けていた部分があったのでは」
1週間後には、5月の夏場所の新たな番付が発表される。
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