第49回社会人野球日本選手権九州地区予選は13日、大分市の別大興産スタジアムと大分県佐伯市の佐伯中央病院スタジアムで2回戦4試合があり、今年の都市対抗に出場した沖縄電力とKMGホールディングスが敗退した。
今季限りで活動休止となる大福ロジスティクスは3―2で沖縄電力との接戦を制した。JR九州は7―0でKMGホールディングスに零封勝ち。Honda熊本は11―2で日本製鉄九州大分に快勝し、エナジックは11―0で新海屋に大勝した。敗れた4チームは予選敗退が決まった。
14日は別大興産スタジアムでHonda熊本―エナジック、大福ロジスティクス―JR九州の準決勝2試合がある。【藤田健志】
JR九州・井上翔夢投手
(1安打完封に)ノーヒット・ノーランが惜しかったとか何も考えていなかった。(監督からは)3~5イニングと言われていたので早く代えてほしかった。
(8月に左横手からスリークオーターにフォームを戻したのは)気まぐれで、また上から投げようと思った。真っすぐ一辺倒にならないようにだけ気を付けていた。相手が早打ちしてくれて助かった。
KMGホールディングス・宮木紳道選手
(今年で現役引退すると)決まっていた。(昨年日本選手権に出場し)社会人野球で全国の舞台に行ったら、選手としては終わると決めていたが、会社からもう1年と言ってもらっていた。野球人生、やり残したことはないと心から言える。
都市対抗や日本選手権に出場した思い出より、最初の2年間の勝てなかった日々が一番悔しい思い出だった。個性の強い選手はいっぱいいる。いい個性を消さずに、全国の舞台で勝って笑っている姿を見たい。
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