第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は11日、京都市のわかさスタジアム京都で準決勝2試合が行われた。ミキハウスは日本生命に3―2で競り勝った。日本新薬は日本製鉄瀬戸内に2―1で逆転勝ちし、代表決定戦に駒を進めた。敗れた2チームは敗者復活3回戦に回る。【下河辺果歩】
ミキハウス・田中秀政選手
(五回の好機で2点適時二塁打を放ち)盗塁で走者が三塁に進んだので「犠飛や内野ゴロでもいい」という気持ちで楽に打席に入れた。
今年はチームがより一つになっていると感じている。都市対抗予選では日本生命にボロ負けしているが、それほど嫌な感じはなかった。最後に2点取られたが、みんなが「大丈夫」という気持ちでいたからこそ勝ち切れた。
(19大会ぶりの日本選手権まであと1勝)応援も来てくれている。全く負けずに代表決定戦に進むのは入社6年目で初めてなので楽しみだ。
日本新薬・大石航輝選手
(六回に逆転打を放ち)今大会では思うように結果を残せていなかったが、あの打席は冷静に入れた。
都市対抗予選では点を取った次の回に失点して負けることが多かった。その課題を克服して勝てて良かった。
(代表決定戦でも)やることは変わらず、夏にやってきたことをどれだけ出せるかだと思う。チームに貢献できるようにあと1週間練習して、3連勝で(日本選手権に)行けたらいい。
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