アルビレックス新潟レディースは9月7日、ホーム開幕戦を迎えました。今シーズンこそタイトルを目指すアルビレディースは、今年加入した若手が躍動し、大事なホームでの初戦を勝利で飾りました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「ホーム開幕戦を迎えたアルビレディース。ビッグスワンに集まった多くのサポーターも選手たちとともに本気でタイトルに挑みます」

【サポーター】
「本気でタイトルを取ると川澄キャプテンも言っていたので、それに向けてサポーターも一丸となって優勝を目指していけるのが楽しみ」

【サポーター(子ども)】
「(Q.どんなところが楽しみ?)勝つところと、点を決めるところ」

【サポーター】
「良い試合になってほしい」

2000人近くが来場する中、今シーズンのホーム開幕戦を迎えたアルビレディース。

仙台との試合は序盤、今シーズン新加入で初めてビッグスワンのピッチに立った有吉が攻守において存在感を発揮します。

有吉の攻撃参加からコーナーキックのチャンスを得ると、上尾野辺のクロスに那須野が頭で合わせますが、これは惜しくも枠の外。

一方、ロングボールからのカウンターで仙台に攻め込まれる場面はあったものの、日本代表のゴールキーパー平尾やセンターバック山谷の活躍で失点を防ぎ、試合を折り返します。

ホーム開幕戦を勝利で飾ろうと、後半はより積極的に相手ゴールに迫るように。

ペナルティエリア内で川澄がフリックしたボールに上尾野辺!幼なじみコンビの連携もかなわず得点を奪えずにいると、後半19分に今年加入した下吉と元アルビレックス新潟・田中達也さんの長女・田中聖愛が投入されます。

すると、この采配が的中。後半26分に相手のコーナーキックをしのぐと、ボールを受けた田中が父親譲りのスピードとテクニックで魅せます。

1人、2人、3人抜くと、最後はゴール前につめた下吉!同期コンビの連携で先制に成功します。

【田中聖愛 選手】
「縦の推進力やドリブルでゴールにつながるプレーというのは意識していたので、そこが形になってすごくよかった」

【下吉優衣 選手】
「同期で点を取れてよかった」

この貴重な1点を最後まで守り切り、ホーム開幕戦に勝利したアルビレディース。集まった多くのサポーターと喜びを分かち合いました。

【田中聖愛 選手】
「サポーターの皆さんと勝利を分かち合えたことはすごくうれしいし、また次に向けて切り替えて頑張ろうと思う」

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