女子ソフトボール・JDリーグの公式戦が高知県四万十市の四万十スタジアムで行われた。公式戦の開催は高知県内では初めて。四万十市出身でトヨタ所属の下山絵理選手の凱旋(がいせん)試合とあって多くの観客が声援を送っていた。
下山選手は日本代表として、7月にイタリアで行われたソフトボール女子ワールドカップで全試合で4番を任され、世界一に貢献した。
試合は7、8両日に行われ、トヨタ、日立、日本精工、NECの4チームが計4試合を戦った。両日とも1100人を超える観客が訪れた。
7日の試合でトヨタはNECに2対1で敗れ、下山選手も無安打に終わった。8日は、日立を相手に3対1で勝利。六回には下山選手が適時打を放つなど活躍し、球場を沸かせた。
故郷での試合を終えた下山選手は「2日間暑い中、多くの方に応援していただいて背中押してもらいました。最後勝利をお見せできてうれしかったです」と喜んでいた。【上野力】
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