パリパラリンピックの車いす陸上競技で日本時間9月6日夜、三重県鈴鹿市出身の伊藤智也選手が100メートル(T52)の決勝に出場しました。

 伊藤智也選手は日本代表最年長の61歳で、6日未明に行われた100メートルの予選を通過し、6日午後6時半ごろから行われた決勝に出場しました。

 8人が出場した決勝で、伊藤智也選手は第2レーンからスタートし、7位でした。日本からは佐藤友祈(ともき)選手と伊藤竜也(たつや)選手も出場し、佐藤選手が400メートルの銀に続き、銅メダルを獲得しました。伊藤竜也選手は8位でした。

 伊藤智也選手は2004年のアテネ大会で初めてパラリンピックに出場し、2008年の北京大会、2012年のロンドン大会に出場したのち、一度現役を引退しましたが、その後競技に復帰し、東京パラリンピックにも出場しました。

 今回で5度目のパラリンピック出場で、8月31日に行われた400メートルで銅メダルを獲得しています。

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