カップ戦9年ぶりのベスト4進出へ大きく前進です。JリーグYBCルヴァンカップの準々決勝第1戦が9月4日に行われ、アルビレックス新潟はホームでFC町田ゼルビアと対戦。現在J1リーグで上位を走る相手に、長倉選手の4ゴールの活躍もあり5-0で快勝しました。
9年ぶりにカップ戦ベスト8に進出したアルビ。
2試合の合計得点が多いチームが勝ち上がる準々決勝の第1戦は、ホームで町田を迎え撃ちました。
8月末のリーグ戦ではスコアレスドローに終わっていましたが…
【アルビ 松橋力蔵 監督】
「前回の対戦、非常にシュート数が少なかったところは反省点としてあるので、そこはどんどんチャレンジしていかなくてはいけないと思う。この試合で決めるくらいのつもりで、そういう強い気持ちを持って戦っていきたい」
試合は序盤、代表活動で主力を欠く町田がリーグ上位を走る選手層の厚さを見せ、アルビゴールへと迫る展開に…。
それでも前半16分でした。アルビがカウンターを仕掛けると、長倉のボレーシュートで見事、先制に成功します。
【アルビ 長倉幹樹 選手】
「先制点を取ると、試合の流れも良い方向に向かうのでうれしかった」
その後は1点追う町田と追加点を狙うアルビの間で球際の激しい攻防を展開。すると、世代別代表でもあり、チームを牽引してきた町田・藤尾のプレーがレッドカードの判定に。
フォーメンションを5バックに変更し、守備を固める町田に対し前半42分、アルビはゴール前の混戦から谷口が小野へラストパス!小野の狙いすましたシュートがネットを揺らし、2-0で試合を折り返します。
後半立ち上がりには、移籍後、初めてビッグスワンのピッチに立った橋本が小野へスルーパスを送り、チャンスを演出。最後に待っていたのはこの男でした!
【実況】
「ディフェンスの裏、長倉です!決まりました、3点目」
2点を挙げた長倉の勢いはまだまだ止まりません。
後半42分、相手のゴールキックをカットした高木のスルーパスに反応し、ハットトリックを達成すると、さらに後半アディショナルタイム、長谷川元希からのパスをゴール右上に決め4点目。
この長倉の4得点の活躍もあり、アルビは町田を相手に5-0で快勝しています。
カップ戦9年ぶりのベスト4進出、そして今シーズン悲願のてっぺんへ大きく近づきました。
【アルビ 長倉幹樹 選手】
「全部チームメイトのおかげで点が取れたので感謝しているし、良いボールを決め切れてよかった。気を緩めずに勝ち切って突破したい」
【アルビ 松橋力蔵 監督】
「貯金とも、アドバンテージとも思わない。我々ができたことを町田さんができないということはないし、これ以上、きょう以上の気持ちを持って挑んで、次のステージに必ず進みたいなと思う」
準々決勝・第2戦はアウェーで8日に行われ、ビッグスワンではこの試合のパブリックビューイングが開催されます。
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