パリオリンピックのレスリングで金メダルを獲得した高松市出身の日下尚選手が、8月22日、地元に凱旋。祝福ムードに包まれました。
(高松空港到着の盛り上がり)
「尚、金メダルおめでとう!」
金メダルを首にかけて姿を見せた高松市出身の日下尚選手。家族や後援会、レスリング関係者など50人以上が出迎えました。到着後、準備されていたのは「うどん」です。
(パリ五輪レスリング金メダリスト 日下尚選手)
「うどん出てくると思わなかったですね。久しぶりにうどんを食べられたので良かったです。やっぱりコシが違ったですね」
子供たちのサインの求めにも応じます。
(サインをもらった小学生は)
「世界一なので、強いのは分かっているんですけど生で見たらすごい迫力でした」
現地で応援していた母・晃子さんと父・省二さんも出迎えました。
(日下選手の父 省二さん)
「すごいことを成し遂げてくれたと思いますとにかくゆっくりしてもらいたいです」
(日下選手の母 晃子さん)
「夢のようです。小さい頃から一緒にいた友達、ずっと友達なんですけど、一緒に過ごして、労ってもらったら一番うれしいのかなと思います」
(パリ五輪レスリング 金メダリスト 日下尚選手)
「香川の皆さんの応援が試合で苦しい時に自分の一歩踏み出すじゃないですけど、それでも攻め続ける、休まない、妥協しないっていう心を与えてくれたので、皆さんの応援のおかげで、この色のメダルを持ち帰れた、それが紛れもない事実だと思います。本当に応援ありがとうございました」
パリオリンピックのレスリング、グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下選手。個人種目での金メダルは香川県出身の選手で初めての快挙でした。
空港の後、香川県立聴覚支援学校を訪れた日下選手。支援学校は母の晃子さんの職場で、学校の子供たちが応援メッセージを書いた国旗は晃子さんがパリに持っていきました。日下選手は感謝の気持ちを伝えながら学校に通う3歳から18歳の子供たち11人と交流しました。
(在校生は)
「思ったより力強くてかっこよかったです。同じ香川県出身と聞いてびっくりしました。勇気をもらえたような気がしました」
■子供からお手製のメダルをプレゼント
(パリ五輪レスリング金メダリスト 日下尚選手)
「めちゃくちゃうれしかったですね。子供たちと直接交流できることはないので、こういった機会を大切にしていきたい」
日下選手は8月23日は母校の高松北高校などを訪れるほか、香川県庁での県民栄誉賞の授与式に出席する予定です。
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