サッカー元・日本代表の本田圭佑さんが考案した、新しい“4人制サッカー”の大会が大阪府八尾市で行われました。

本田さんが子供たちに伝えたい思いとは…。

■子供の思考力を磨く独自ルールの4人制サッカー

22日、大阪・八尾市の会場に現れたのは、元日本代表の本田圭佑さん。

独自に考案した新しい形の4人制サッカー、その名も「4v4(フォー・ブイ・フォー)」の大会に登場しました。

出場するのは、10歳以下のU10(アンダーテン)。

大会を始めたきっかけは、この世代に出場機会を与えることでした。

【4v4発起人 本田圭佑さん】「サッカーの側面以外での、教育の観点ですごく意味がある大会だと自負している」

「4v4」は10分1本勝負の試合で、20秒以内にシュートすることなど、独自のルールがあります。最大の特徴は、ベンチに監督がいないことで、子供たちの思考力を磨く点です。

■盛り上がった試合 終了後に本田さんからのメッセージ

【出場する子供たち】「(円陣を組み)絶対勝つぞ~!お~!」

決勝は24チームの中から勝ち上がった、Evergreen(エバーグリーン)対FONS(フォンス)です。

FONSが先制点を決めると、点の取り合いとなるスピーディーな試合展開に。その様子に本田さんも笑顔を見せていました。

自ら考えた戦術で戦う子供たち。短い試合時間の中で、攻撃の応酬となります。

そして、結果は5-14。全員が小学4年生のチーム「FONS」が、12月に行われる全国大会の切符を手にしました。

大会の後、本田さんは負けたチームの子供たちにも、熱いメッセージを贈りました。

【4v4発起人 本田圭佑さん】「(負けた後でも)諦めるか、諦めないかは君たち次第。成功している人は諦めなかった人たち。世界でも日本でも、みんなが『ああいう風になりたい』と思ってる選手は例外なく、諦めなかった選手たち」

【Evergreenの選手】「楽しかった」

【Evergreenの選手】「自分たちで作戦を組めるので、いい成長になったと思います」

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