【ラ・リーガ】マジョルカ 1−1 レアル・マドリード(日本時間8月19日/ソン・モイシュ)
ラ・リーガの舞台でも自慢のスピードを遺憾なく発揮した。レアル・マドリードに所属するフランス代表のFWキリアン・エンバペが、単独カウンターで相手ゴールへと一気に迫る。これにはファンも「流石に格が違うな」「速すぎて笑っちゃう」と思わず舌を巻いていた。
【映像】エンバペ、急加速する神スプリント
今夏にフランスのパリSGからスペインのレアル・マドリードへと移籍したエンバペが、マジョルカとの開幕戦にCFで先発出場。待望のラ・リーガ・デビューを飾った。
8月15日のUEFAスーパーカップ(アタランタ戦)では、初出場ながらゴールを記録。いきなり新天地でタイトル獲得に貢献し、ファンの期待値も高まって迎えたこの一戦。エンバペは開始早々に自慢のスピードでファンの度肝を抜いた。
ゴールレスで迎えた6分だ。レアル・マドリードがマジョルカの右CKをクリアすると、ボールはエンバペの下へ。背番号9はそのままドリブルを開始した。
一瞬にして目の前の敵を置き去りにすると、そのまま猛烈な加速で前進。敵陣中央あたりで一瞬だけスピードを緩めたかと思うと、そこから一気に急加速してDFパブロ・マフェオも振り切って、ボックス内に侵入した。
必死に食らいついたマフェオは、手を出してエンバペを倒すような格好に。しかしファウルのホイッスルは吹かれず、エンバペも不満そうなリアクションを見せた。この微妙な判定でゴールにこそ繋がらなかったが、独力で10秒カウンターを成立させたこのシーンに、スタジアムも沸いた。
この超絶的なスピードにはサッカーファンも沸騰。SNSには「速すぎるって」「流石に格が違うな」「流石の推進力」「やっぱエンバペ上手いし速い」「化け物や」「速すぎて笑っちゃう」「トップスピードに達したエンバペはファウル覚悟のプレーで止めるしかないな」など脱帽する声が相次ぎ、「めっちゃユニフォーム引っ張ってたけどwエンバペ速すぎて審判間に合ってないな」「普通ならPKだろ」「PKでもおかしくない」など微妙な判定に対するコメントも出ていた。
試合は13分にFWロドリゴのゴールでレアル・マドリードが先制したが、マジョルカも53分にFWヴェダト・ムリキが強烈なヘディングで同点ゴール。1-1の痛み分けとなった。
なお、日本代表FWの浅野拓磨も右ウイングで先発し、エンバペと同じくリーガ・デビュー。16分には猛烈なプレスバックでMFのジュード・ベリンガムからボールを奪えば、59分にはDFアントニオ・リュディガーを華麗に抜き去るなど、攻守で活躍した。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)
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