【ジュネーブ共同】28日開幕のパリ・パラリンピックに出場する難民選手団の選手たちが19日、オンラインで報道陣の取材に応じ、テコンドー男子でアフガニスタン出身のハディ・ハサンザダは「パリ大会での夢はシンプル。メダルを取りたい」と意気込みを語った。  右手を切断している。政情不安のアフガニスタンを逃れ、イランとの間を行き来するなど各地を転々とした。欧州に活路を求め、落ち着き先のオーストリアで競技を始めた。子どもの頃からスポーツに親しんでいたといい「テコンドーが人生を変えてくれた」と実感を込めた。  難民選手の特別参加は2016年リオデジャネイロ大会で初めて認められた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。