パリオリンピックで、馬術で92年ぶりのメダルを獲得した「初老ジャパン」のメンバー2人が、本拠地の奈良県天理市に戻ってきました。
16日朝、天理市役所を訪れたのは、パリオリンピック総合馬術団体で銅メダルを獲得した、北島隆三選手(38)と田中利幸選手(39)です。
日本勢92年ぶりのメダルに輝いた、団体メンバー4人の平均年齢が41.5歳と、自称「初老ジャパン」としても注目されました。
2人は、日本で天理市にある乗馬クラブを本拠地にしていて、市は特別表彰を贈りました。
【田中利幸選手】「4人でとれたのがうれしく思いますし、最高でした」
【北島隆三選手】「実感わきまくってますね。こういう機会を広げたいので、もっともっと呼んでください」
その後、正午過ぎに本拠地の乗馬クラブ「クレイン」に到着。
乗馬を教えるクラブの会員や指導員の後輩たち、およそ40人にメダルを渡し、よろこびを分かち合いました。
【指導員】「なんか触られた感が満載…」
【北島隆三選手】「それがええねん、それが」
早速、馬の調教を始めた、北島選手。すでに、次のロサンゼルスオリンピックを見据えています。
【北島隆三選手】「日本に帰る直前に、すでにインターナショナルの競技にも出てきました。次のロス五輪に向けて、次の色に向けて、がんばっていきたいと思っています」
2人は来週、海外の拠点・イギリスに戻るということです。
(関西テレビ「newsランナー」2024年8月16日放送)
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