関東一・米沢貴光監督

 第106回全国高校野球選手権大会は第6日の12日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦が行われ、関東一(東東京)が北陸(福井)に7―1で勝ち、8強入りした第101回大会(2019年)以来、5年ぶりに初戦を突破した。関東一の米沢貴光監督の試合後の主なコメントは次の通り。

関東一・米沢貴光監督

 (1回戦負けした)センバツで悔しい思いをして、何とか夏に勝ちたいと選手たちと言い合ってきた。三回に代走で出した藤田(大輔選手)が三塁に進んだ後、浅いレフトフライでも思い切って走って生還したことでチームに勇気を与えてくれた。

 先発の畠中(鉄心投手)に対し、相手が無理のないスイングで合わせてきた。序盤にあれだけ打たれるのは想定外だった。もう1点も与えたくなかったので、早い段階の四回から坂井(遼投手)に継投した。坂井が落ち着いて、淡々と投げてくれた。相手も素晴らしい投手だった。うちの打線がこれほど打てるとは思わなかった。

 センバツで負けたプレッシャーを乗り越えて勝つことができた。次も挑戦する気持ちで臨みたい。

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