第106回全国高校野球選手権大会は第6日の12日、阪神甲子園球場で2回戦が行われ、北陸(福井)が関東一(東東京)に1―7で敗れた。8強入りした第74回大会(1992年)以来、32年ぶりの勝利はならなかった。北陸・林孝臣監督の試合後の主なコメントは次の通り。
北陸・林孝臣監督
継投ミス。なんとかリードしている状態で竹田(海士)につなぎたいという気持ちが強すぎた。(竹田海士投手は)満塁のしんどい場面から出したので、リズム的にも狂ったと思う。
(一回に先取点を挙げて)序盤の先制パンチは見事というか、練習を積んできたかいがあった。(相手の)ピッチャーが代わってからガラッと変わってしまった。さすがエースというピッチングをされた。
(先発の井黒晃佑投手は)立ち上がりは良かったが、ピッチャーになってまだ1年ぐらい。いいカーブ、カットボールがあるので、なんとか決め球でストライクが取れたらと思ったが、カーブが入らない。スライダー、カットボールが高めに浮くという状況でも頑張って投げてくれた。
(九回に1死一、二塁の好機を作り)粘り強くやってくれたし、(右前打でつないだ)代打の山本(大翔)も期待に応えてくれた。
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