初めてのオリンピックを「とても楽しかった」と語ったのは、パリオリンピックの女子マラソンで6位入賞を果たした、鈴木優花選手。
実は鈴木選手は、かつて「福島」を走ったランナーでもある。
毎年11月に福島県福島市で開催されている東日本女子駅伝。鈴木選手は、秋田県大曲高校時代から、3度出場していた。
鈴木選手は2023年に「他の実業団選手や憧れの選手に対抗できるんじゃないか?いつかは追いつけるんじゃないか?と思えたきっかけになった」と東日本女子駅伝について語っていた。
今や日本のトップランナーに成長した鈴木選手。初出場となったパリオリンピックでは、超急こう配の坂道で一度先頭から離されるが、35キロすぎまで先頭集団に食らいつく力強い走りを見せた。
レース後、鈴木選手は「やっぱり外国人選手につかないと入賞はできないと思っていたので、自分の行けるところまでいこと決めて、必死についていきました。今後はこういったところでもメダルを獲得できるところまで、なんとしてでもいきたいです」と語った。
目標とする入賞を果たした鈴木選手が、パリオリンピック最終日を締めくくった。
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