パリ五輪レスリングで桜井つぐみ選手(22)=香南市出身=が金メダルを獲得したのに続き、幼なじみの清岡幸大郎選手(23)=高知市出身=も11日、優勝を決めました。

2人は高知南高校の同級生で、同校の旧校舎では清岡選手の決勝戦のパブリックビューイングが行われました。試合直後、当時のクラスメートとしてエールを送った竹崎凛星さんに話を聞きました。

竹崎さん:
本当にうれしい。自分が金を取ったかのようなうれしさが出てきました。

試合前にも幸大郎が「すごくオリンピック楽しい。お祭りや」って LINE でも言ってたので、試合を実際見てもリラックスした表情でできてたので、安心した気持ちで見ることができました。

(高知南)中学校から幸大郎が試合で負けて悔しいという気持ちも見てきたし、辛い思いもしてきたのを実際に感じた時もあったので、報われて良かったな、よくやったっていう気持ちでいっぱいです。

(清岡選手とは)部活が違うんですけど、朝練とかで一緒に喋りもってやったりとか、放課後一緒に遊んだりした日常が思い出です。(決勝の前に元気玉のポーズをしていたが)ドラゴンボールは本当に前から好きで、「孫悟空が好き」と。「自分が主人公や!」っていう感じのことも言ってました。

つぐみとの思い出は、テスト期間、一緒にカラオケに行ったりだとか、ボウリングも一緒に行きました。(カラオケで歌っていたのは)あいみょんです。あいみょんがすごく好きで、あいみょんに認知してもらいたいっていうのはすごく言ってたので。「マリーゴールド」を(歌っているのを)結構聞いていました。(歌は)うまいです。うまいと言わないとタックルされるんで(笑)。幸大郎もそうなんですけど、すごくいじられキャラで。

(清岡選手と桜井選手は)普段の学校生活ではあまりしゃべらないんです。幼なじみのはずなんですけど、良きライバルという。仲悪くはないんですけど、良きライバル。いつもつぐみが先に金メダルを取ったりとか、結果を残した後に幸大郎が「負けてられん」っていう気持ちで金を取ったりだとか。今回もそうなんですけど、そういう関係性ですね。「つぐみが取ったなら俺も取る」みたいな。

(桜井選手も)幸大郎のことをライバル関係だとは当然思ってるんですけど、今日の試合も見てて思ったんですけど、最後2人で抱き合ってたりだとか、すごくいい関係性だなと思います。

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