第106回全国高校野球選手権大会は第6日の12日、阪神甲子園球場で2回戦が始まり、25回目出場で準優勝4回の広陵(広島)が熊本工との試合に白基調の新たなユニホームで臨んだ。暑さ対策で、これまで黒を使っていたデザインを一新した。
広島大会までは従来のユニホームだったが、甲子園に向けた練習中に、中井哲之監督が新調を決めた。これまで黒だった帽子とアンダーシャツが鮮やかな白になり、打者や捕手がかぶるヘルメットも白になった。
新たなユニホーム姿は開会式でお披露目され、「全体が白くて新鮮」「早稲田実みたいなデザインになってる」とSNS(ネット交流サービス)上でも話題を呼んでいた。
広陵の只石貫太主将(3年)は「(捕手用の)ヘルメットをかぶっていても熱がこもらない感じがある」と効果を実感している様子だった。
中井監督は「伝統は形よりも心構えが大事。(暑さ対策を)できるところは変えてあげたい」と話している。【吉川雄飛】
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