【掛川西-日本航空】日本航空の先発・高木=阪神甲子園球場で2024年8月10日、矢頭智剛撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第4日の10日、阪神甲子園球場で1回戦があり、日本航空(山梨)は掛川西(静岡)に4―8で敗れ、第103回大会(2021年)以来、3年ぶりの初戦突破はならなかった。日本航空の豊泉啓介監督の試合後の主なコメントは次の通り。

日本航空・豊泉啓介監督

 一回の立ち上がりに4連打を浴びて戸惑い、甲子園の雰囲気にのまれてしまった。相手の応援も大きく、圧を感じた。勝敗を分けたのは、投手の制球力。ボールが続いた後に、甘い高めのストレートなどを打たれた。秋に向けて、投手陣を整備したい。

 相手の打者に対しては低めに投げてゴロを打たせたかったが、体勢を崩しながらも食らいついてつなぎ、内野の間を抜いてきた。一方、うちの打者は打つべきでないボール球に手を出してしまった。相手投手はほどよく荒れていて、微妙に変化する球もあったので絞り切れなかった。

 2年生が多く出たが、3年生が必死に頑張って作ったチーム。選手たちからは「最後までしっかり戦うぞ」という声が聞かれ、いいチームになったと思った。今日の悔しさを秋につなげる。

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