恒例となっている、福島県相馬市での大相撲・玉ノ井部屋の夏合宿。相撲場に大きな音を響かせて、玉ノ井部屋所属の力士が汗を流していた。

玉ノ井親方の父で、相馬市出身の先代・栃東。「また相馬の皆さんに迎えてもらって、ありがたいことばっかり」と話すように、ふるさとでの夏合宿は32年前から行われている。

午前7時半からの朝稽古。迫力ある様子を地元の人も熱心に見つめていた。地元の人は「震災やコロナで来ない時もあったので、来るようになって大変うれしい」と話す。また見に来ていた子どもは「みんな迫力あって、重い物とかも持ったりしてて、すごいと思いました」と話した。

稽古の見学は8月17日まで。力士たちは、ちゃんこ鍋の振る舞いや盆踊り大会に参加し住民との交流を深める。

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