第106回全国高校野球選手権大会は7日に開幕し、第2試合の英明(香川)―健大高崎(群馬)戦で、英明の中堅手・百々(どど)愛輝選手(3年)が試合中に足がつったような仕草を見せて、ベンチに下がる場面があった。百々選手は試合後に「左ふくらはぎがつった。緊張はしなかったけど、甲子園は暑かったです」と話した。
百々選手は六回裏の守備で、浅い打球に飛び込んだ後、起き上がれなかった。足を伸ばすなど状態を確認した後、チームメートに背負われてベンチに下がった。試合は中断したが、百々選手は治療を終えた後に再びグラウンドに戻った。
この日は暑さの厳しい昼間の時間帯を避け、試合時間を午前と夕方に分けて実施する「2部制」が初めて導入され、第2試合は夕方に始まった。【磯貝映奈】
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