今年も10月に開かれる自転車の国際ロードレース『マイナビ ツール・ド・九州』をインバウンドの拡大につなげようと、取り組みが進められています。外国人サイクリストなどが先日、阿蘇郡南小国町などを訪れ、実際のコースを試走しました。

10月11日から4日間、熊本、福岡、大分の3県で開催される『マイナビ ツール・ド・九州2024』。

熊本では13日に第2ステージが行われ、南小国町をスタートし、産山村、阿蘇市、高森町、そして、南阿蘇村を駆け抜けます。

この『ツール・ド・九州』をインバウンド、外国人旅行者向けに魅力的なイベントにしようと、スポーツツーリズムを推進する九州運輸局が戦略会議を設置。
観戦手法や情報発信の方法などを模索しています。

7月31日は、委員を務める外国人サイクリストなどが、10月13日に南小国町をスタートする『ツール・ド・九州』の実際のコースを試走しました。

【委員のニック・サーズさん】
「本当に緑とか青空とか広さとか風、道路もきれいでスムーズ」

【元オリンピック選手 飯島 誠 さん】
「天気が良かったので、とてもきれいでした。ぜひ本戦でも、いい天気の中で
選手たちが熱戦を繰り広げてほしいです」

その後、一行はフィニッシュ地点の南阿蘇村役場周辺を視察したほか、大会映像の多言語化などについて議論を交わしました。

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