延長戦の末、米国に敗れ準々決勝で敗退が決まり、北川(右手前)をねぎらう池田監督=3日、パリ(共同)

 左ウイングバックの北川は失点の責任を背負い込んだ。それまで封じていた対面のロッドマンに、切り返しからの左足シュートを決められ「ああいう一回でやられてしまう、世界の厳しさを感じた」と涙ながらに振り返った。  右膝の負傷から復帰して間もないが、豊富な運動量で攻守に貢献していた。石川県出身で能登半島地震の被災者への思いも胸に五輪に臨んだだけに「本当はメダルを持って被災地に足を運びたかった」と話した。(共同)


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