パリ・オリンピック第9日は3日、柔道男女混合団体が行われ、日本は決勝でフランスに敗れて銀メダルだった。前回2021年の東京五輪から採用され、日本は銀メダルだった。決勝後の日本選手たちの主な談話は次の通り。
男子90キロ級・村尾三四郎選手
先鋒(せんぽう)で、この会場(が地元)のフランスにのまれることがないように、僕がしっかりポイントを取って次につなぐっていう役割だと思っていた。その役割を果たせたことは果たせたんですけど、団体戦なので、やっぱりチームが果たしたかったなっていう思いがあります。日本を背負って戦えたことに、このメンバーとみんなで戦えたことを誇りに思います。
女子70キロ超級・高山莉加選手
自分より大きい相手だったので、がむしゃらにこうポイントを取りに行こうと思って戦いました。
<曽根輝選手がけがで出場できなかった>
いつでも準備はできていた。もう何があっても、順番が回ってきたら私は出るつもりだったので。試合の合間も曽根選手にアドバイスをもらってこうやって戦うことができたので、本当に感謝してます。
男子90キロ超級・斉藤立選手
すみませんでした。自分は個人戦で負けてしまって、最初の方は団体戦で切り替えることができなくて、本当にしょうもない試合をしてしまった。裏でもそういう態度でいてしまって、(鈴木)桂治先生に「何のために来たんだ」「なんなんだお前は」と言われて。「意地を出してここで死ね」と。「死ぬ気でやるんだ」と言われて。「(父の)斉藤(仁)先生が見てたら絶対に言っていたと思うし」というふうに言われた。
本当に自分はここで勝たないと国士舘(大学の所属選手)としても日本の柔道の代表としても、本当に顔向けできないなというふうに思って、その思いで進んで、そして負けてしまって、代表戦でもう一度チャンスをもらえたと思って、挽回するチャンスだというに思ったんですけど、同じようにやられてしまった。本当に本当に悔いが残る試合です。
代表戦の終盤、自分のペースになってきて、だんだんとこれからっていう時に(技を)かけられて自分が防げなくて、本当に今日勝たないと、いつ勝つんだっていう場面で勝てなくて、本当に顔向けできないです。
男子73キロ級・阿部一二三選手
日本の皆さんに、本当にすみませんという気持ちです。みんなが、みんながつないでくれたいい流れ、いいバトンだったのに、ものにできずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
<1階級上の選手と対戦>
でも、あそこで勝ちきらないと意味がないと思うので、悔しい気持ちでいっぱいです。
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