甲子園球場のアルプススタンドを覆う屋根が、およそ80年ぶりに復活です。

8月1日、開場から100周年を迎えた甲子園球場。阪神電鉄は、「歴史と伝統の継承」をコンセプトにさまざまな改修に取り組んでいます。

その一つとして観戦時の熱中症対策などを目的に、内野席を覆う屋根「銀傘(ぎんさん)」をアルプススタンドまで拡張するとしていて、2日、その計画の詳細が発表されました。

計画では、アルプススタンドのおよそ7割が屋根に覆われる見込みで、アルプス中段の1日の日照時間は、約6時間短くなるということです。

【阪神電気鉄道 谷本修取締役】「昨今の真夏の猛暑をはじめとした環境の変化にも柔軟に対応していくことが必要。時代が求めるものに日々進化していきたいと思っております」

銀傘がアルプススタンドまで拡張されるのはおよそ80年ぶりで、2028年3月に完成する予定です。

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