第95回都市対抗野球大会は第11日の29日、東京ドームで準決勝があり、4年連続41回目出場の大垣市・西濃運輸は、仙台市・JR東日本東北に4―8で敗れ、優勝した第85回大会(2014年)以来の決勝進出はならなかった。佐伯尚治監督の試合後の主なコメントは次の通り。
大垣市・佐伯尚治監督
準決勝の壁に阻まれたので大変悔しい。上に行くにはバッテリーを中心とした守りがもう一つ力不足。投手がもう少し強力になれば、この打線であればもうちょっと上を目指せると思った。
(2014年以来、10年ぶりの優勝のチャンスもあった)チャンスを生かせなかったのは僕の勉強不足。
(先発した吉田聖弥は)調子は良くはなかったと思うが、社会人の主戦で投げる投手は、悪くても抑える技術や力をつけていかないと、トーナメントで日本一はとれない。そこはステップアップしていくためにこれから練習していけばいい。(継投策は)うまくいかなかったが、そこは僕の責任。
(東海第5代表から準決勝に進み、3位となって「黄獅子旗」を手にした)補強選手の力もあったが、東京ドームで4試合でき、旗を東海地区に持って帰ることができて、選手、スタッフともよくやってくれた。
(本大会では7年ぶりの勝利から3勝した。チームの成長は)今日も簡単に終わってもおかしくない試合だったが、最後の最後まで粘って食らいついていくことができるチームになってきた。
(大会を通じて打線は好調だった)打つ方は何度も苦しい場面をひっくり返した。全国の一線級の投手に対して、点を取れる方法をしっかり実践してくれた。
誰を使うか迷うぐらいの投手陣になってくれればうれしい。完投できる投手が1人いないと、都市対抗の優勝はないと思う。そういう投手が出てきてくれればいいなと思う。
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