甲子園出場を決めた霞ケ浦の選手たち
第106回全国高校野球選手権茨城大会は27日、水戸市のノーブルホームスタジアム水戸で決勝戦があり、霞ケ浦が9-3でつくば秀英を下した。決勝で敗れた昨夏の雪辱を果たし、2019年以来、3回目の夏の甲子園出場を決めた。 後攻の霞ケ浦は四回、打線がつながる中で敵失にも乗じ、一挙に3点を先制。終盤の七、八回にも3点ずつ加えて主導権を握った。優勝を決め、マウンド上で喜ぶ霞ケ浦の選手たち=いずれも水戸市で
先発の市村才樹(さいき)投手(2年)は八回途中に降板するまで11安打を打たれたものの、粘り強い投球を続けた。本塁打が出れば同点という緊迫した場面でマウンドを託された真仲唯歩(ゆいほ)投手(3年)が後続を抑えた。 甲子園初出場を狙うつくば秀英は霞ケ浦を上回る12安打を放ったものの、好機を生かし切れなかった。失点につながる守備の乱れも響いた。(佐野周平)
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