大相撲名古屋場所13日目の26日、東関脇霧島(28)=本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、音羽山部屋=は隆の勝に敗れて6敗目を喫し、1場所での大関復帰を逃した。戻れる条件だった10勝以上の可能性が消滅した。  霧島は春場所で5勝10敗。2度目のかど番だった夏場所は首痛に苦しんで1勝6敗8休に終わり、大関在位6場所で陥落した。今場所は4日目からの3連敗が響いて波に乗れなかった。  現行のかど番制度となった1969年名古屋場所以降、1場所で復帰を果たせなかった後に大関へ返り咲いた例は、所要7場所の魁傑と、最長ブランクの20場所を要した照ノ富士の2人だけ。


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