世界ボクシング協会(WBA)フライ級チャンピオンのユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が18日、桑原拓(大橋)の挑戦を受ける初防衛戦(5月6日、東京ドーム)に向けて東京都内で練習を公開し「圧倒したい。王者として初の試合なので、しっかり相手を迎え撃って挑戦者を退けたい」と意気込みを語った。
4月から東京都内で練習を積んでいるという28歳の王者。シャドーやミット打ちでは軽快な動きを見せ、サンドバッグに強烈な右ストレートを打ち込んだ。桑原とは2021年に日本フライ級タイトルマッチで対戦し、TKO勝ちしている。「当時はスピードがあった。テクニックもあるので、技術の勝負が大事」と再戦を思い描いた。
視察した大橋ジムの大橋秀行会長は「(当時とは)別人のイメージ。パンチはシャープだ」と警戒した。
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