陸上の話題です。土曜日に神奈川県で行われたオールスターナイト陸上で、福部真子選手が自身の持つ日本記録を更新、パリオリンピックに向け弾みをつけました。

パリオリンピックの予選までおよそ2週間。福部真子は国内で最後のレースに臨みました。

福部は、課題の3台目のハードルまでは、スピードに乗れずほぼ横一戦で中盤を迎えます。
中盤からは滑らかなハードリングで、周りの選手を一気に引き離し、独走でゴールラインを切ります。

速報タイムは日本記録を切る12秒70。公式タイムの発表を待ちます。
タイムは12秒69。自身の持つ日本記録を2年ぶりに更新。初めて12秒6台のタイムを記録しパリオリンピックへ向け弾みをつけました。

【福部真子選手】
「もう一回パリ五輪参加標準記録を切るくらいの12秒77よりも早いタイムで走れればいいなというふうに考えて走っていたのですが、まさか12秒69まで出るとは、走っている感覚としても12秒6台という感じではなかったので、ゴールして三度見くらいしました。
ずっと狙っていた舞台なので、まずは自分の力をしっかり発揮することそれと、12秒5切りということをずっとずっと言ってきたいので、やはりその走りができて初めて世界の選手と戦えると思うので、そこだけはしっかり狙って貪欲にやっていきたいと思います」

福部選手、最終調整となるレースで日本記録を更新。パリオリンピックでの活躍がますます楽しみになってきました。

【TSS野球解説者・山内泰幸】
「思ったよりの自分の身体がにすごく動いているのかな。感覚的にはすごくいい感じで仕上がっていると思う。すごく期待できると思う」

福部選手は、29日にパリへ向けて出発、8月7日に予選を迎えます。
活躍を期待しましょう。

※映像提供:日本学生陸上競技連合

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。